任意整理の注意点まとめ!カードが使えなくなる時期と生活への影響!!


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借金問題の解決策として選ばれることが多い「任意整理」ですが、手続きを検討する上で最も気になるのがクレジットカードへの影響ではないでしょうか。
「生活費をカードで決済している」「ネットショッピングができないと困る」という方にとって、カードが使えなくなるタイミングを知っておくことは非常に重要です。
任意整理を行うと、対象としたカードはもちろん、それ以外のカードもいずれ利用できなくなります。
この記事では、カードが停止する具体的な時期や、その後の生活で注意すべきポイントについて分かりやすく解説します。

任意整理でカードが使えなくなるタイミング

任意整理を弁護士や司法書士に依頼すると、まず「受任通知」という書類が債権者に送付されます。 この受任通知をカード会社が受け取った時点で、その会社のカードは即座に利用停止となります。 早ければ依頼した当日、遅くとも数日以内には決済ができなくなるのが一般的です。 また、任意整理の対象から外した「手元に残したいカード」であっても、更新時や途上与信(定期的な審査)のタイミングで利用できなくなります。 これは、信用情報機関に事故情報が登録され、カード会社がそれを確認するためです。

ブラックリスト登録と信用情報への影響

任意整理を行うと、いわゆる「ブラックリスト」に載る状態になります。 これは信用情報機関に「この人は契約通りに返済ができなかった」という事故情報が登録されることを指します。 事故情報が登録されている期間は、新規のカード作成やローンの審査に通ることが極めて困難です。 この情報は、完済から約5年程度は残り続けると言われています。 カードが使えなくなるのは、一時的な不便ではなく、数年間にわたる長期的な制限であることを覚悟しておく必要があります。

家族カードやETCカードへの影響と注意点

自分が本会員となっているカードに付帯する「家族カード」や「ETCカード」も、親カードの停止と同時に使えなくなります。 家族に内緒で手続きを進めている場合、家族が急にカードを使えなくなることで任意整理が発覚するリスクがあるため注意が必要です。 特に出先でETCカードが使えないとトラブルになりかねません。 対策として、事前にデポジット型のETCカードを作成したり、公共料金の引き落とし先を家族名義の別カードに変更したりする準備が必要です。

カードが使えない期間の生活防衛策

カード決済に頼った生活をしている方は、任意整理を始める前に「現金主義」への移行準備を整えましょう。 クレジットカードの代わりとしておすすめなのが「デビットカード」です。 デビットカードは銀行口座の残高から即時引き落とされる仕組みのため、ブラックリストに載っていても審査なしで作れるケースがほとんどです。 また、スマホ決済のチャージを銀行口座直結にするなど、キャッシュレスの利便性を維持しつつ、借金に頼らない家計管理を身につけることが完済への近道となります。

銀行口座の凍結リスクを回避する方法

任意整理の対象にする債権者の中に、自分の給与振込口座や貯蓄口座がある銀行が含まれている場合、その口座が一時的に凍結される恐れがあります。 口座が凍結されると、預金の引き出しができなくなるだけでなく、公共料金の引き落としも止まってしまいます。 これを防ぐためには、弁護士が受任通知を送る前に、残高をゼロにしたり、給与の受取口座を別の金融機関に変更したりする対策が不可欠です。 どの銀行を対象にするかは、専門家と事前に入念に打ち合わせを行うようにしてください。


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任意整理後に再びカードを作るための条件

任意整理の手続きが終わり、無事に完済した後もしばらくはカードが作れません。 信用情報から事故情報が消える「完済後5年」が経過するのを待つ必要があります。 5年経ったからといってすぐに審査に通るわけではなく、まずは少額のローンなどで「良好な支払い実績(クレジットヒストリー)」を積み上げることが大切です。 また、任意整理の対象にした会社やそのグループ会社では、社内データに事故記録が永久に残る(社内ブラック)可能性があるため、別の系列のカード会社を選ぶのが審査を通すコツです。

まとめ

任意整理を行うと、クレジットカードは受任通知の送付とほぼ同時に使えなくなります。 これは生活に大きな変化をもたらす注意点ですが、逆に言えば「借金に頼らない生活」を取り戻すための第一歩でもあります。 ブラックリストへの登録は一生続くわけではなく、完済から数年で情報は抹消されます。 その期間をデビットカードや現金での管理で乗り切ることで、健全な金銭感覚を養うことができるでしょう。 カードの停止タイミングや口座凍結のリスクについては、事前に専門家に相談し、しっかりとした準備をした上で手続きを進めることが成功の秘訣です。 将来の安定した生活のために、今の不便を前向きに捉えて解決へと進みましょう。

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