
(※イメージ図)
借金問題の解決策として「任意整理」を検討する際、費用を抑えるために「自分で手続きできないか」と考える方もいるでしょう。
結論から言えば、法律上は個人で交渉することも可能です。
しかし、現実的にはカード会社が個人の交渉に応じるケースは極めて稀であり、多くのリスクが伴います。
無理に自力で進めようとすると、かえって条件が悪化したり、督促が止まらなかったりすることもあります。
この記事では、任意整理を自分で行う難易度や、専門家に依頼すべき具体的な理由を分かりやすく解説します。
任意整理を自分で行う場合の現実的な壁
任意整理は、裁判所を通さずに債権者と直接交渉する手続きです。 そのため、理論上は債務者本人がカード会社に電話をして「利息をカットしてほしい」「分割回数を増やしてほしい」と交渉することは可能です。 しかし、カード会社にとって個人との交渉は大きなリスクを伴います。 専門的な法的知識がない個人相手では、合意書(和解書)の作成に不備が出る可能性が高いためです。 多くの大手金融業者は、社内規定で「弁護士や司法書士を通さない交渉には応じない」と定めており、門前払いされるのが現実です。
弁護士に依頼すると即座に督促が止まる理由
専門家に依頼する最大のメリットは、受任通知の送付によって「取り立てがストップする」ことです。 弁護士や司法書士が介入すると、貸金業法という法律に基づき、業者は債務者に対して直接連絡することが禁止されます。 これにより、鳴り止まない催促の電話や自宅に届く督促状から解放され、精神的な平穏を取り戻すことができます。 一方で、自分一人で交渉を試みている間は、この法的効力が発生しません。 交渉が難航している間も返済期限は迫り、遅延損害金が膨らみ続けるという過酷な状況が続いてしまいます。
将来利息カットなどの有利な和解条件の引き出し
任意整理の目的は、単に返済を待ってもらうことではなく、将来発生する利息をゼロにすることにあります。 カード会社は利益を追求する企業であるため、個人の申し出に対して簡単に利息カットを認めることはありません。 弁護士は、各社の過去の交渉データや和解傾向を熟知しており、「この条件なら合意できる」というラインを的確に突いて交渉します。 結果として、自分で交渉しようとするよりも、専門家に報酬を支払ってでも大幅な減額を勝ち取る方が、最終的な支払い総額が安くなるケースがほとんどです。
複雑な引き直し計算と和解書の作成リスク
任意整理を適切に進めるには、過去の取引履歴を取り寄せ、法定金利に基づいた「引き直し計算」を正確に行う必要があります。 万が一計算に誤りがあると、本来払う必要のないお金を払い続けたり、過払い金を見逃したりすることになりかねません。 また、交渉が成立した後の「和解書」の作成も重要です。 一字一句の表現が後の法的効力に影響するため、素人が作成した書面では後日トラブルになった際に自分を守ることができません。 法的な正確性を担保できるのは、やはり法律のプロである弁護士の強みと言えます。
家族や職場にバレるリスクの回避
自分で任意整理を進める場合、カード会社からの連絡はすべて自分の携帯電話や自宅に届きます。 また、書類のやり取りも自宅郵送が基本となるため、家族に不審に思われる可能性が非常に高いです。 専門家に依頼すれば、すべての連絡窓口が事務所になります。 事務所からの連絡も、個人名で封書を送るなどの配慮をお願いできるため、秘密を厳守したまま手続きを進めることが可能です。 周囲に知られずに借金を整理したいのであれば、専門家という「盾」を持つことが最も確実な方法となります。

(※イメージ図)
費用を上回るメリットと生活再建へのスピード
「弁護士費用が払えない」という不安から自力での解決を望む方も多いですが、多くの事務所では費用の分割払いに対応しています。 任意整理を開始すると一時的に債権者への返済が止まるため、その期間を費用の支払いに充てることが可能です。 専門家に任せることで、交渉の手間や心理的ストレスをすべて外注し、自分は仕事や生活の立て直しに専念できます。 最短ルートで借金問題を解決し、完済に向けたスタートを切るためには、専門家への依頼こそが最も効率的で賢明な選択といえるでしょう。
まとめ
任意整理を自分で行うことは、法律上不可能ではありません。 しかし、カード会社が交渉に応じる可能性は極めて低く、督促が止まらない、利息がカットされないといった多くの壁にぶつかることになります。 弁護士に依頼することで、即座に督促が止まり、有利な条件での和解が期待でき、家族に知られるリスクも最小限に抑えられます。 専門家への報酬というコストはかかりますが、それによって得られる利息カットの恩恵や精神的な安心感は、費用を大きく上回る価値があります。 借金問題という重荷を一日も早く下ろすために、まずは信頼できる専門家の無料相談を利用し、プロの力を借りた解決を目指しましょう。


コメント